茶平一斎

先人から伝承された技術を新しい感性で現代へ。堅牢にして典雅。一筆一筆に繊細な技の結晶。うるし、うるわしき。日本の心。職人に必要なのは品性だ。それは五感を研ぎ澄ましてこそ身につけれる。最善を尽くすのは、次の匠への思いやり。だから、手が抜けない。いつも、真剣勝負なのである。手から手へ。人から人へ。技と技が積み重なっていく。伝統工芸とは技の連鎖。輪島の文化を次の世代へつなげたい。茶平 一斎